こちらの記事をおすすめしたい読者の方
- 格安で航空券やホテルの予約を取りたい方
- 海外の無料Wi-Fiのセキュリティに不安を感じる方
- 海外滞在時も日本のアプリやウェブサイトを使い続けたい方
- 安全で信頼性の高いVPNサービスについて詳しく知りたい方

本記事では、海外での旅行体験を向上させる厳選VPN5選をご紹介していきます。

パスポートや航空券、宿泊先の手配と並んで欠かせないといえるほど、VPNは海外旅行の必携アイテムになっています。
旅行期間中はもちろん、事前準備や帰国後の活用まで幅広く役立つため、まだ導入されていない方にはぜひ検討していただきたいツールです。
VPNを活用することで、セキュアで快適、そして充実した海外体験を実現しましょう!
海外旅行でのVPN活用にはNordVPNが最適!
エキスパートチームによる監修!
●各国向けおすすめVPNの詳細はこちらのページをご覧ください
海外旅行で欠かせない!航空券・ホテル代金を節約できるVPNの詳細解説

VPNについて詳しくご存じない方のために、まず基本的な説明をさせていただきます。
VPNはVirtual Private Network(バーチャルプライベートネットワーク)の頭文字を取った名称です。
ネット通信を仮想的なトンネル経由で行うことによりデータを暗号化し、セキュリティレベルを向上させてプライバシーを守る技術として機能します。

サイバー攻撃やハッキング、デジタル関連の犯罪が急増している現在。
ユーザー名やパスワード、クレジットカード番号、住所といった情報など、デバイスに保存された個人データや機密情報の漏洩を防ぐためにも、VPNの日常的な利用を強く推奨します。
海外旅行向けVPNを選択する際の重要な判断基準
海外旅行での使用を想定してVPNを選ぶ際の重要なチェックポイントをご紹介します。
海外旅行用VPN選びの5つの重要ポイント
- 無料VPNの利用は控える
- 広告による収益や個人データの転売に頼る無料VPNは危険性が高い
- 通信速度が著しく遅く、満足のいくオンライン体験を得られない場合が多い
- デジタルプライバシーを適切に保護するには有料VPNの選択が必要
- 実績と信頼性を持つVPNプロバイダーの選択
- 長期間にわたって多数のユーザーから評価されているVPNサービスを選ぶ
- 最新のVPNランキング情報を参考にして、最良のサービスを見つける
- 高度な暗号化技術を搭載したVPNを重視(AES-256ビット対応)
- 現在最高レベルとされるAES-256暗号化技術を使用しているVPNを選択
- 専門的なハッカーでも解読がほぼ不可能な暗号化技術で大切な情報を保護
- 豊富な国への接続が可能なVPNの選択
- 主要国のみならず、幅広い国々に対応しているVPNがより良い
- 90カ国を超える接続先を持つVPNなら、多様な国のコンテンツを満喫できる
- 費用対効果に優れたVPNの選択
- 国内のVPNサービスは料金が高額で機能や性能が物足りない傾向がある
- 世界的に知名度の高い海外の著名VPNは、リーズナブルな料金で高品質なサービスを提供
- お得なキャンペーン情報をチェックして、賢明な契約を行うことを推奨

1. 無料VPNの利用は控える

無料VPNの主な資金源は、広告による収益と個人データの販売にあります。
運営元が明確でないサービスも存在し、過去には無料VPNの使用が原因で、Amazonアカウント情報が悪用されるという被害報告も上がっています。
通信速度についても遅い場合が多く、快適な利用環境を期待できないパターンが大半であるため、無料VPNの使用は基本的に推奨できません。
2. 信頼性の高いVPN企業を選ぶ

有料VPNであっても、評価があまり高くないサービスが存在するのが実情です。
グローバルに多数のユーザーを抱え、サービス運営歴も十分に長いVPNを選択することが肝要です。

3. 堅牢な暗号化技術を持つVPNを選ぶ(AES-256bit対応)

古い世代の暗号化技術を採用しているVPNでは、重要な情報を十分に守ることができないリスクがあります。
現段階で最高峰の暗号化技術として認められているのが"AES-256"です。
この暗号化方式は、高度な技術を持つハッカーであっても解読に数十年から数百年を要するとされており、実質的に解読は不可能とされています。

4. 接続対応国が豊富なVPNを選ぶ

接続対応国は多い方が断然有利です。
アメリカやイギリスといった主要国はもちろんのこと、マイナーな国々もカバーしているVPNを選択すれば、より多くの国のウェブサイトやサービスにアクセス可能になります。
VPNの中には90カ国を超える国々への接続が可能なものもあり、対応国数が多いほどコストパフォーマンスも向上していきます。

5. 価格が適正なVPNを選ぶ

VPNの料金設定は、月額100円台のリーズナブルなものから、月額2,000円を超える高価格帯のものまで多岐にわたっています。
残念ながら、国産のVPNサービスは価格が高めに設定されている傾向があり、機能面や性能面で期待を下回るケースも珍しくありません。
反対に、海外の知名度の高いVPNは、適正価格で高性能なサービスを提供していることが多いため、迷った場合は海外の実績あるVPNを選ぶのが賢い判断です。

6. 無料お試し期間を上手に活用する


そのような不安は必要ありません!
多くの有料VPNサービスでは、30日間から45日間の全額返金保証制度を導入しています。
この保証期間内での解約であれば実質無料でお試し利用が可能となります。
煩雑な返金手続きも不要なので、まずは契約して実際の使用感を確認することを推奨します。

海外旅行におけるVPN活用シーン|事前準備から滞在中、帰国後まで幅広く対応!

1. 海外旅行の事前準備段階
●宿泊施設/航空券の予約時
旅行予約サイトや航空券予約プラットフォームの多くは、訪問者の"IPアドレス"を基にユーザーの居住国を特定し、価格表示を変更する仕組みを採用しています。
為替相場が有利な国や、物価水準の低い国のサーバーへ接続することで、数百円から数千円、時には数万円レベルの大幅な費用削減が実現する可能性があります。
VPNを使って、普段から料金変動をモニタリングしておくことをおすすめします。
2. 海外旅行中の活用場面
●移動時/待機時
空港のWi-Fiへ接続すると、NetflixやYouTubeが現地向けコンテンツに自動切り替えされ、日本で閲覧可能だったコンテンツが視聴できなくなる場合があります。
また、LINEやSNS、Googleなどの利用が制限されている国に滞在する際は、コミュニケーション手段や情報収集ツールが限定される可能性があります。
日本と同等のサービス環境をいつでも利用できるよう、VPNの事前準備は必須です。
現地で利用できないことが判明してから慌てることがないよう、事前にしっかりと対策を講じておきましょう。

●現地のカフェ/レストラン/市街地
特に警戒が必要なのはスターバックスやマクドナルドなどの公共無料Wi-Fi環境です。
通信手段に限りのある旅行者にとっては便利なサービスですが、同時に悪意のある第三者にとって格好のハッキング機会ともなり得ます。
可能な限り無料Wi-Fiの使用は避けるべきですが、どうしても利用が必要な場合はVPNを使用して通信を暗号化し、情報が漏洩しても安全な状態を維持しましょう。
旅行費用に余裕がある場合は、出国前に現地対応のポケットWi-Fiを準備しておくのも良い選択肢です。
●海外の宿泊施設での滞在中
セキュリティ体制が不十分な宿泊施設のWi-Fiは、ハッカーにとって絶好のターゲットになる恐れがあります。
特に、格安ホテルやゲストハウスなどは注意が必要です。
宿泊者の中に悪意を持った人物が一人でもいれば、Wi-Fi接続と同時にあなたの個人情報が流出する危険が存在します。
市街地の無料Wi-Fiと同様に、不特定多数が使用する共有Wi-Fi環境では、必ずVPNを使用してセキュリティ対策を実施しましょう。
3. 海外旅行からの帰国後

帰国後のVPN活用方法は無数にあります。
次回の旅行に向けた格安宿泊施設・航空券の検索も良し、NetflixやAmazon Prime Video、Huluなどを活用して、世界各国のエンターテイメントコンテンツを楽しむのも良いでしょう。
用途に合わせてぜひご活用ください。

●Amazon Prime Video関連情報
宿泊施設や航空券の予約に最適!海外旅行で活用できるおすすめVPN5選
●海外旅行向けおすすめVPNランキング一覧表
おすすめVPN TOP5 | おすすめ度 | 価格 | 【公式サイト】 | |
1 | ![]() Nord VPN |
9.6 |
月額 380円〜 | |
2 | ![]() Surfshark |
9.4 |
月額 272円〜 | |
3 | ![]() Express VPN |
9.2 |
月額 865円〜 | |
4 | ![]() Vypr VPN |
8.9 |
月額 960円〜 | |
5 | ![]() Private VPN |
8.6 |
月額 225円〜 |
1. NordVPN 9.5
月額料金 | 月額380円〜 |
---|---|
サーバー数 5,400+ /ロケーション 50ヵ国以上 | |
![]() |
1,124 Mbit/s |
・海外旅行での使用に最適
・Netflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスにも対応
・高速通信接続
・6台のデバイスで同時接続が可能
・ルーター専用アプリが提供されていない
さらに、主要なストリーミングプラットフォームにも問題なくアクセス可能なので、旅行前後や滞在期間中も、お気に入りの映画やドラマを思う存分楽しめます。

●NordVPNの魅力を簡潔に知りたい方はこちら
●NordVPNのお得なキャンペーン情報はこちら
2. Surfshark
9.4

月額272円〜 | |
---|---|
サーバー数 3,200+ /ロケーション 60ヵ国以上 | |
![]() |
694 Mbit/s |
・海外旅行での使用に最適
・Netflix、Huluなどのストリーミングサービスにも対応
・スマートDNS機能によるストリーミング視聴の最適化
・無制限のデバイス同時接続
・ヘルプページの情報量が不十分
同時接続可能なデバイス数に上限がないため、旅行中に友人や家族とシェアして使用することも可能です。

●Surfsharkのお得なキャンペーン情報はこちら
●Surfsharkの魅力を簡潔に知りたい方はこちら
3. Express VPN
9.2
月額865円〜 | |
---|---|
サーバー数 3,000+ /ロケーション 90ヵ国以上 | |
![]() |
131 Mbit/s |
・Netflix、Amazon Prime Videoなどのストリーミングサービスにも対応
・スマートDNS機能(Media Streamer)によるストリーミング視聴の最適化
・多様なデバイスへの対応
・月額料金が比較的高額
月額料金がやや高めなのが弱点ですが、90カ国を超える豊富なサーバー数と充実した日本語サポートが大きな特徴です。旅行中にトラブルが起きても安心して対処できますね。

4. VyprVPN
8.9
月額960円〜 | |
---|---|
サーバー数 700+ /ロケーション 70ヵ国以上 | |
![]() |
71 Mbit/s |
・主要ストリーミングサービスへの対応
・幅広いデバイスサポート
・軍事レベルのセキュリティ機能
・独自サーバーによる運用
・日本語サポートが未対応
通信速度やサーバー数も十分な水準を満たしているので、安全かつ快適な旅行体験を期待できます。

5. Private VPN
8.6
月額225円〜 | |
---|---|
サーバー数 150+ /ロケーション 60ヵ国以上 | |
![]() |
111 Mbit/s |
・主要ストリーミングサービスへの対応
・6台のデバイスでの同時接続が可能
・安定した通信速度
・macOS/iOS版アプリの機能が限定的
・日本語サポートが未対応
"シンプルな機能で、でも信頼できるVPNがほしい"という方にぴったりのサービスです。

海外旅行でVPNを利用する際のよくある質問【Q&A】

VPNの利用が禁止されている国はどこですか?
VPNの利用が禁止・制限されている国は以下の通りです。
●VPNの利用が禁止または制限されている国リスト
VPNの利用が禁止されている国 | VPNの利用が厳しく制限されている国 |
中国、ロシア、イラン、ベラルーシ、イラク、リビア、オマーン、シリア、トルコ、アラブ首長国連邦、ベネズエラ | ミャンマー、北朝鮮、バーレーン、キューバ、エジプト、トルクメニスタン、ベトナム |
今回ご紹介したVPNを使用すれば、通信データは暗号化され、ロシアや中国などの国にいても、政府の監視を回避することは技術的には可能です。
ただし、VPNが禁止・制限されている国への旅行では、基本的にはVPNを利用しない方が安全でしょう。法的リスクを回避するためです。
●【渡航国別】各国におすすめのVPN一覧はこちら
VPNを使えば、航空券やホテルを格安で予約することができますか?
はい、可能です。
VPNを使用して、日本よりも物価水準が低い国(アルゼンチンやトルコ、インドなど)のサーバーに接続し、Booking.comやSkyscannerなどの予約プラットフォームにアクセスすることで、表示価格を変更できる場合があります。
海外から日本のストリーミングサービスを視聴する際に最適なVPNはどれですか?
VPN | 日本サービスの視聴可否 |
---|---|
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✔︎ |
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✔︎ |
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✔︎ |
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△ |
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おすすめは日本のサーバーが豊富で、かつ通信速度が高速なVPNです。
日本のサーバー数が多いVPNを選ぶことで、万が一接続できない場合でも、すぐに別のサーバーに切り替えることができます。
VPN別!利用可能な日本のサーバー数
利用可能な日本のサーバー数
- Pure VPN(108サーバー)
- NordVPN(81サーバー)
- Express VPN(2サーバー)
- Surfshark(1サーバー)
- Private VPN(1サーバー)
- vyprVPN(1サーバー)
サーバー数、通信速度、セキュリティを総合的に評価すると、最もおすすめなのはNordVPNです。

VPNを使えば、海外から日本のテレビ番組を視聴することはできますか?
はい、可能です。
TVerやABEMAなどの日本の動画配信プラットフォームは、地域制限のため通常はアメリカやイギリスなどの海外からは視聴できません。
しかし、VPNを使って日本のサーバーに接続すれば、海外にいても視聴可能になります。
海外旅行中に視聴したい日本のテレビ番組やドラマがある場合は、VPNの利用をおすすめします。
VPNを使えば、GW(ゴールデンウィーク)やお盆休みなどの航空券やホテルも格安になりますか?
理論上は価格を抑えられる可能性があります。
海外の宿泊施設の場合、VPNを使って異なる国のIPアドレスから予約サイトにアクセスし、料金を比較することで、より安い価格を見つけられることがあります。
日本の長期休暇期間中は、多くの宿泊施設が高額な料金設定をしていることが一般的です。
最安値を狙う場合は、「ベストレート保証」や「ホテル 直接予約」などのキーワードで検索し、宿泊施設の公式サイトから直接予約することをおすすめします。
ただし、国内の宿泊施設予約の場合、VPNを利用しても料金が変わらないことが多いので注意が必要です。
海外旅行で無料VPNを利用しても問題ありませんか?
基本的に、当サイトでは無料VPNの利用はおすすめしていません。
おすすめしない理由として、以下の点が挙げられます。
無料VPNのデメリット
- 通信容量に上限がある
- 利用可能なサーバーが限られている
- 多くの場合、セキュリティ機能が不十分
- ゲームやストリーミングサービスの利用に適していない場合が多い
これらの問題点を考慮すると、無料VPNの使用体験はあまり良好とは言えません。
無料VPN使用時の注意点
- 運営背景が不明確な無料VPNは危険性が高い(例:VPNネ○)
- 収益源: 主に広告収入やユーザーの個人情報の売買に依存しているケースが多い
- 個人情報流出リスク: 「目的のコンテンツにはアクセスできたが、個人情報が漏洩してしまった」という事態は避けたい
- ネットワークの混雑: VPNの性能が低下し、特に大規模なイベント時(例:全豪オープンやオリンピック)には、ストリーミングの視聴が困難になることがある。このような時期に無料VPNを利用する際は、快適な視聴が難しい可能性が高いことを理解しておく必要がある


無料VPNを使用する場合は、これらのリスクをしっかりと理解し、自己責任で利用することが重要です。
ただし、どうしても無料でVPNを利用したい場合は、Atlas VPNやProtonVPNがおすすめです。
利用できるサーバー数や機能、月間のデータ容量に制限はありますが、セキュリティ面では非常に優れています。

まとめ

日本のパスポートは「世界最強」と称されるほど、多くの国にビザなしで入国できる特権があります。
これは旅行の楽しみが広がる一方で、同時にリスクも増大することを意味します。
物理的な安全性も重要ですが、「デジタル空間での安全性」も同様に重要。
安心して旅行を楽しむためにも、オンライン上での安全対策をしっかりと行いましょう。
●各国別におすすめのVPNはこちら!