【驚きのエピソード】台湾が親日国である理由【3分で解説】

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こんにちは、Ramuneです♪

 

今回のテーマは、【台湾が親日国と言われる理由】

こちらに関してお話し致します。

 

台湾は親日国としても有名で、実際現地に赴くと英語よりも日本語の方が伝わるという場面もしばしば。

台湾が親日国である理由は今回のお話以外にも多くありますので、あくまで一エピソードとしてお読みいただければ幸いです♪

 

台湾が親日国である理由

参考文献

今回参照した文献は下記の通り。

①池上彰の世界の見方 中国・香港・台湾 (著者: 池上彰)

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池上彰さんの本はどれも読みやすく、何度も目からウロコな情報が出てきて、全て気持ちよく腑に落ちます。

 

台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来 (著者: 新井一二三 )  

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新井一二三さんの本は、歴史的な観点から台湾を考察している、とても台湾愛に溢れた内容。台湾を知らない人には興味を持たせてくれ、台湾を好きな人はもっと台湾が好きになる本です。

 

両方とも電子書籍で読めるのでオススメです♪

 

台湾と日本、台湾と中国

台湾の旗

 

さて、台湾が親日と言われる理由についてお話ししていきます。

 

日本占領時の恩恵

第二次世界大戦時、台湾は日本の占領下にありました。

(日清戦争に勝利した後、遼東半島と台湾を獲得。台湾を植民地化しています。)

 

日本にとって台湾は初の植民地で、植民地化を成功させることでアジアの列強と方を並べることができる。と意気込んでいました。

 

日本政府は、台湾に優秀な人材を送り日本総督府を作ります。

 

その際、日本軍は台湾人を日本人化させる為、日本語教育を徹底し、統治前まで読み書きができなかった人たちも、教育水準が向上。

世界の様々な情報に触れることができるようになりました。

 

また、日本総督府は大学(台北帝国大学)の設立や、ダムや水路の建設、水道設備など、教育・インフラの確立を進めました。

 

しかし、日本は大戦に敗れ、サンフランシスコ講和条約で全ての領土権を放棄。

台湾の利権を失います。

 

中国による占領

その後台湾には中国本土から国民軍が来て、台湾の統治を開始。

しかしながら、その中国軍があまりに酷かったのです。

 

日本統括時、日本から台湾に送り込まれていた役人たちは清廉でまともな人間が多かったようですが、中国軍やその役人たちは平気で窃盗や横領をするなどの荒廃ぶり。

 

また、中国の発展レベルの差も台湾人を実ぼうさせた要因のようです。

台湾は日本の統治化中、アジアでもかなりの発展を遂げていた為、デパートがあり、エレベーターもそこにはありました。

日本軍撤退後に中国国民軍が来た際、デパートのエレベーターが珍しすぎて、上下するのを一日中眺めている兵士もいた。なんて話も。。。

 

他には、中国軍兵士は自転車も見たことがなく、自転車を盗んだ国民軍兵士は乗り方が分からず転倒してしまい、それを見て台湾人は笑っていたという話もあります。

 

また、中国人は水道水の蛇口に感激。

蛇口を捻るだけで水が出る、なんて便利なものが台湾にはあるのか。

 

そう思った彼らは金物屋に蛇口を買いに行き、家に蛇口をつけます。

蛇口をひねりますが、水が出ない。

 

水道を知らない当時の中国人は「不良品を売りやがった」と、金物屋に怒鳴り込んだ。

というエピソードまで残っています。

 

このように台湾人は日本の徹底教育のおかげで、様々な分野で大きく発展していました。

 

加えて、台湾人は読み書きができましたが、中国の国民軍兵士は読み書きができません。

 

上記の様な理由から、中国国民軍兵士は尊敬に値しない存在でした。

 

歴史的な虐殺

その後、中国人警察官に抗議した台湾人が、警察に射殺される事件をきっかけに、二・二八事件という抵抗運動が起こり、大量虐殺が起きてしまいます。

 

台湾人も中国人も同じ中華民族である為、みんな似通った顔をしていました。

そこで台湾人は、抵抗運動時に敵と味方を見極めるためにある方法を取ったのです。

 

それは何か。

そう、

”日本語で呼びかける” こと。

 

先述の通り、台湾人は日本の教育によって日本語が話せます。

日本語が理解できれば台湾人、”あなたは仲間ですね”となるわけです。

 

抵抗運動時期のその様な経験もあり、日本語に対する愛着が生まれたのでしょう。

 

もちろん日本統治時代はいいものばかりではなく、日本軍が台湾人にひどい仕打ちをしていた事も事実です。

 

しかしながら、その後の中国国民党があまりに酷かったことがあり、相対的に日本統治時代は良かったという認識につながったのです

 

台湾の地名

台湾には高雄や松山といった地名があります。

他には板橋や岡山、汐留、吹上など、日本にもある地名が多く存在します。

 

これは日本統治時代に、元々あった地名を日本風に変更した結果です。

(例 元々「打狗(タカオ)」→訓読みが近い京都の高雄山から「高雄」を当てた)

 

最後に

 

この様に、現在でも台湾には日本統治時代の歴史が脈々と受け継がれているわけです。

 

台湾旅行をする際には、地名にも着目して旅をしてみると面白い発見があるかもしれませんね♪
BlaickWithUtensil
Ramune

 

ではまた!

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