本記事はこんな方におすすめ
- ProtonVPNの評判を知りたい
- Netflixで利用可能かどうかを知りたい
- メリット・デメリットを知りたい
- 無料バージョンが気になる
- 料金がお得かどうか知りたい
こんにちは、Ramuneです♪
今回はProton VPNを徹底的にレビュー！
ストリーミングでの利用から安全性、接続スピードまで徹底調査しております。
プロチームが監修！
当レビュー記事は、これまでに20社以上のVPNを利用・検証してきたRamune VPNの専門チーム監修のもと、責任を持って制作しております。
ご不明な点等ございましたら、お問い合わせフォームもしくは公式Twitter/ InstagramのDMにて、お気軽にお問い合わせくださいませ♪
メリット
- ✔︎ 軍事レベルの暗号化機能
- ✔︎ 選べる豊富なプラン
- ✔︎ 無料トライアルが充実
- ✔︎ Netflixやその他ストリーミングでの利用
- ✔︎ 30日間返金保証
- ✔︎ 複数の主要デバイスに対応
デメリット
- × 接続スピードが中速
- × 中国での利用に不向き
●VPN業界トップ3社の比較記事はコチラ
目次
Proton VPNの基本情報
| 本拠地 | スイス | |
| ウェブサイト | protonvpn.com | |
| ロケーション数 | 60ヵ国以上 | |
| サーバー数 | 1,700以上 | |
| 他国のNetflix視聴 | 可能 | |
| トレント | 可能 | |
| 暗号化技術 | AES-256 | |
| プロトコル | OpenVPN, IKEv2 | |
| カスタマーサポート | Eメール, ウェブサイト | |
| ログ | 最低限のログ記録 | |
| 価格 | 月額$4.99〜 (約674円) | |
| 無料トライアル | あり |
Proton VPNの安全性
ProtonVPNの安全性は非常に高度です。
オンライン上の匿名性はもちろん、データ漏洩やハッキングからの脅威からデバイスを守ってくれます。
では、その安全性を詳細に見ていきましょう！
Proton VPNの暗号化技術/ トンネリングプロトコル
ProtonVPNは軍事レベルの暗号化技術であるAES-256を採用しています。
また、下記のトンネリングプロトコルが利用可能となっています。
利用可能プロトコル
- OpenVPN TCP
- OpenVPN UDP
- IKEv2/IPsec
トンネリングプロトコルに関しては、特別なものはなく、スタンダードなものが利用可能です。
OpenVPNは日常使いのデータ保護に向いており、IKEv2/IPsecは、政府によるインターネット規制などの強力な検閲を回避する際に力を発揮してくれます。
トンネリングプロトコル
インターネット接続を”仮想トンネル”に通して接続することで、外部から情報を見えなくする
Proton VPNのセキュリティ機能
Proton VPNのキルスイッチ
ProtonVPNのキルスイッチは非常にパワフル。
突然のアプリ遮断時にも、IPアドレス等の予期せぬデータ漏洩を防いでくれます。
キルスイッチ
不意にVPN接続が切断された際、インターネット接続も自動で切断してくれる機能。意図しない情報の漏洩などを防ぐ
Proton VPNのスプリットトンネリング機能
ProtonVPNでは、スプリットトンネリングの機能が利用可能です。
この機能を使えば、VPNを通して使用するサイト/アプリと、VPNを通さずに使用するサイト/アプリを分けることができます。
Proton VPNの”Secure Core”と”Tor over VPN”機能
Secure CoreはProtonVPNが持つ特徴の中でも特に評価の高い機能の一つです。
Secure Coreという別のサーバーが用意されており、それらは全てスイス・アイスランド・スウェーデンといったプライバシーフレンドリー国家のものになっています。
この機能を利用すると、Secure Coreに通してから通常のVPNサーバーに接続するので、二重のレイヤーとによるより強固なセキュリティを実現してくれます。
ご心配なく！
数値的な面では多少はスピードが落ちますが、実際の使用感は変わらず通常のインターネット利用には全く問題なし。
安全性を高めた状態でサクサク快適にネットを楽しむことが可能です。
そして、もう一つのTor over VPNという機能。
VPNを通してTorを利用できる機能のことで、強固なセキュリティのもとダークウェブを利用することが可能になります。
ちなみにTor over VPN機能は、無料バージョンでは利用できないので注意が必要です。
Tor・・・
接続経路を相手にわからないようにできる匿名通信システム（もしくは匿名化ツール）。
ダークウェブ等に接続する際に使用されることで有名。
Proton VPNの本拠地は”スイス”
ProtonVPNの本拠地はスイス。
スイスはプライバシー保護にとても厳しい国なので、データ保持規制の法律が存在しており、国際的な情報共有同盟である5アイズや9アイズ、14アイズなどにも参加していません。
（VyprVPNもスイスに本拠地を置いています。）
Proton VPNのログポリシー
ProtonVPNは、Eメールアドレス・質問内容・支払い情報や、名前・クレジットカードの最後の4桁・ログインした時刻など必要最低限のユーザー情報しか保持していません。
ログイン時刻は、ログインするたびに上書きされ、時間以外の情報は記録されないシステムになっています。
（No-Logとはいうものの、正確には”No-Activity-Log"（活動に関する情報保持はゼロ）という表現があっているかもしれません。）
オープンソース化と第三者による監査
2020年はじめ、ProtonVPNはアプリをオープンソース化したことを明かしました。
それと同時に、有名なコンサルファームであるSECコンサルティングによる第三者監査を受けることも発表。
第三者から監査を受けることで企業のクリーンさが際立ち、サービスの安全性とプライバシーの明瞭さがより一層アピールされるというわけですね。
Proton VPNの月額プランと価格
●Proton VPNのプラン
| プラン | 金額 | 使用可能国数 | 同時接続可能デバイス数 | 機能制限 | Netflix | その他機能 |
| Free | 無料 | 3（アメリカ、オランダ、日本） | 1 | 制限された接続スピード | × | × |
| Plus | 月額$4.99〜 | 60+ | 5 | - | ○ | Plus servers/ Secure Core/ Tor servers/ Secure streaming |
FreeプランはProtonVPNの安全性・信頼性のもと利用できるので、無料VPNと比べた場合にセキュリティへの不安なく利用できる点が嬉しいですね。
ただ、無料プランでは利用可能サーバーがアメリカ・オランダ・日本のみとなっており、Netflixなどのストリーミングには利用できないので注意しましょう。
ちなみに、どのプランを選ぶか迷った場合はPlusプランがオススメです。
60ヶ国以上のサーバーが利用可能なので、コスパ良く海外のNetflixなどを楽しむことが可能です。
●無料プランとProプランの違い
有料プランは全て、30日間の返金対応期間が用意されているため、返金保証期間を利用しすればProtonVPNの有料版を無料で試すことも可能です。
なお、決済方法に関しては、クレジットカード、PayPal、ギフトカード、ビットコインに対応しています。
Proton VPNの接続スピード
残念ながら、接続スピードはお世辞にも速いとは言えません。
無料プランに関しては接続スピードが制限されてしまうため、快適なストリーミングやラグフリーなゲーミングには少し不向きかもしれません。
（快適なストリーミング、ゲーミングにはNordVPNやSurfsharkがオススメです♪）
Proton VPNの平均接続スピード
調査期間: 2022/9/14 – 2022/9/24)
| サーバー①（アメリカ） | |
| ダウンロードスピード | 88 Mbps |
| アップロードスピード | 22 Mbps |
| サーバー②（イギリス） | |
| ダウンロードスピード | 110 Mbps |
| アップロードスピード | 61 Mbps |
| Ping値 | |
| アメリカサーバー | 172 ms |
| ドイツサーバー | 41 ms |
Plusプランでは10 Gbpsサーバーが使えるため、自宅のネットスピードが元から速いものであれば、快適なVPN利用が可能。
また、Secure Core機能（Plusプラン以降で利用可能）を利用すれば、より安全性を高めたVPN接続が可能です。
Proton VPNの対応デバイス
ProtonVPNは、Windows/ macOS/ Linux/ Android/ iOSをはじめとした主要デバイスに対応しています。
しかしながら、PS4やAmazon fire TV stickなどには対応していないため、今後のアップデートに期待がかかります。
デスクトップ（対応: Windows, macOS, Linux）
デスクトップアプリはマップタイプ。
非常にシンプルで使いやすく、サイバー感が漂うスマートなデザインとなっています。
利用可能な機能
- Auto Connect …速さ・ランダムなど、好みに合わせてカスタム可能。設定したサーバーに起動時、自動接続されるようになります。
- Quick Connect …ワンクリックで適当なサーバーに繋いでくれます。
- Default Protocol …UDPかTCP（OpenVPNを選んでいた場合）が選択可能。
- VPN Kill Switch …キルスイッチ機能。常にONにしておくのがマスト。
- DNS Leak Protection …DNS漏洩を防止する機能。常にONにしておくのがマスト。
モバイル（対応: Android, iOS）
モバイル版アプリでは、利用可能なデフォルトプロトコルはIKEv2です。
（AndroidユーザーはOpenVPNをマニュアルでインストールすることが可能。）
また、Android/ iOS版ともにキルスイッチ機能が使えません。
そのため、Andoroidユーザーの方はデバイス標準のキルスイッチをONにしておくか、iOSユーザーの方はサードパーティアプリの導入をオススメ致します。
その他デバイス
AsusWRT、DD-WRT、Tomato、Vilfo などでセットアップが可能です。
ただし、セットアップが少し複雑。
ルーターにProtonVPNを通すことで、そのルーターから発せられる電波自体がVPNを介したものになります。
Proton VPNの対応ストリーミング
ProtonVPNはNetflixのジオブロ解除が可能です。（特にアメリカ版Netflix）
Plusプラン以降のユーザーが対象で、サーバー名に”P”とついているアメリカのプラスサーバーに繋ぐことで視聴可能になります。
接続スピードは4KHDに十分なものとなっていますが、他のVPNプロバイダーと比べると、ローディングやスキップ時にやや時間がかかる印象です。
また、Netflixの他にHuluにも対応していますが、こちらはPlusプラン以上のユーザーが対象。
”P”とついたアメリカサーバーを利用することでジオブロ可能になります。
なお、ストリーミング対応はデスクトップ版のみになります。
（モバイル版は”P”サーバーがないため）
ProtonVPNに関するQ&A
Proton VPNのカスタマーサポート
24時間対応のライブチャットには対応していませんが、ウェブサイト上のトラブルシューティングページが充実しているので、セルフでの解決も簡単に可能です。
しかし、日本語に対応していないため、英語があまり得意でない人にとってはトラブル解決以前に大きなトラブルに直面することになってしまいます。
ちなみに、日本語サポートに対応しているVPNプロバイダーならExpressVPNがオススメです。
Proton VPNの無料版は安全？
無料VPN（VPNネ○コなど）とは比べものにならないほど安全です。
”無料VPNは危険！”と世間一般では言われていますが、しっかりとした会社基盤かつ信頼性も高いProtonVPNなので、無料版でも安心して利用することが可能です。
しかしながら、無料プランではロケーション数・接続スピードが制限があります。
Netflixなどでは利用したい場合はPlusプランがオススメです。
さいごに
ProtonVPNは、VPN初心者にぜひオススメしたいVPNです。
安全に利用できる無料プランが用意されているだけでなく、アプリのデザインも使いやすいため、初心者も迷うことがありません。
Proton Mailなどの機能が付いてくるのでVPN以外の機能も利用したい方にオススメ！
ただ、NetflixやDisney+などのストリーミング、PS4やハイスペックなPCゲームなど、利用したい目的によってはユーザーを選ぶ可能性が高いです。
（オールランドに利用可能かつ安価な月額料金のVPNだと、NordVPNやSurfshark、CyberGhostVPNがオススメです。）
メリット
- ✔︎ 軍事レベルの暗号化機能
- ✔︎ 選べる豊富なプラン
- ✔︎ 無料トライアルが充実
- ✔︎ Netflixやその他ストリーミングでの利用
- ✔︎ 30日間返金保証
- ✔︎ 複数の主要デバイスに対応
デメリット
- × 接続スピードが中速
- × 中国での利用に不向き
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