本記事はこんな方におすすめ
- Hide me VPNの評判を知りたい
- Netflixで利用可能かどうかを知りたい
- メリット・デメリットを知りたい
- 接続スピードを知りたい
- 料金がお得かどうか知りたい
こんにちは、ラムネです。
今回は、Hide me VPNを徹底的にレビュー致します。
ストリーミングでの利用から安全性、接続スピードまで徹底調査!
プロチームが監修!
当レビュー記事は、これまでに20社以上のVPNを利用・検証してきたRamune VPNの専門チーム監修のもと、責任を持って制作しております。
ご不明な点等ございましたら、お問い合わせフォームもしくは公式Twitter/ InstagramのDMにて、お気軽にお問い合わせくださいませ♪
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Hide me VPNの基本情報
本拠地 | マレーシア | |
ウェブサイト | hide.me | |
ロケーション数 | 75ヵ国以上 | |
サーバー数 | 1900以上 | |
他国のNetflix視聴 | 可能 | |
トレント | 可能 | |
暗号化技術 | AES-256 | |
|
プロトコル | OpenVPN, IKEv2, SoftEther, SSTP |
カスタマーサポート | ライブチャット対応 | |
|
ログ | 最低限のNo-Log ポリシー |
価格 | 月額$4.99 〜 | |
無料トライアル | あり |
Hide me VPNのセキュリティ/機能
Hide me VPNのセキュリティは業界でも上位。
では、詳しくHide me VPNのセキュリティ機能を見ていきましょう♪
Hide me VPNの暗号化/ トンネリングプロトコル
暗号化技術はトップVPNプロバイダー御用達のAES-256。
軍事レベルの暗号化技術で、優秀なハッカーでも解読に数十〜数百年かかると言われています。
また、使用可能なトンネリングプロトコルは下記の通り。
使用可能プロトコル
- WireGuard
- IKEv2
- OpenVPN
- SoftEther
- SSTP
オススメはなんといっても”WireGuardプロトコル”。
最先端のトンネリングプロトコルのため、素早く安定した接続が期待できます。
トンネリングプロトコル・・・
インターネット接続を”仮想トンネル”に通して接続することで、外部から情報を見えなくする
Hide me VPNのキルスイッチ
標準装備されているキルスイッチは、設定画面からON/OFFの変更が可能。
なお、プログラミングに長けている人であれば、追加スクリプトを加えることで切るスイッチをカスタマイズすることも可能です♪
(※デスクトップ版のみ)
キルスイッチ
不意にVPN接続が切断された際、インターネット接続も自動で切断してくれる機能。意図しない情報の漏洩などを防ぐ。
Hide me VPNのIPアドレス/ DNS漏えい防止
Hide me VPNに繋ぐと、自身のIPアドレス(オンライン上の住所)は完璧に隠され、
万が一接続情報が漏えいした場合であっても、本当の位置情報は守られます。
DNS(ドメインネームシステム)・・
ドメイン名を管理して、IPアドレスに変換するという役割を持つもの。
送受信メール、閲覧したサイト、ダウンロードファイル等、個人に関わる情報の多くがDNSサーバーを通してやり取りされている。
Hide me VPNのSOCKS5 プロキシー
SOCKS5 プロキシーとは、サーバーとクライアント間のパケットをルーティングするインターネットプロトコルのことです。
SOCKS5 プロキシーを使えばより高速なパケット通信が行えますが、SOCKS5 プロキシで解される情報は暗号化がされません。
Hide me VPNで使えるその他機能
Double VPN
より強固なセキュリティを求めている方に最適の機能。
”Hide me VPN Multihop” と呼ばれるこの機能を使えば、”入”ポイントと”出”ポイントを自由に選ぶことができます。
要は、”データ通信開始時はアメリカなのにデータが通信が終わる(完了する際)はイギリス”といったように、2国のトラフィックが使用可能になるということ。
多くのVPNは初めから国のペアが決まっていることが多いのですが、これを自由に選べるのは魅力ですね♪
Bolt
そんな方にはこの”Bolt”がオススメです。
余分なトラフィックを排除し、より効率的な検閲回避接続を行ってくれるので、快適な接続が期待できます。
しかしながら、こちらもまだ試験運用段階。
ストレスフリーに使える高速VPNをお探しの方は、NordVPNかSurfshark VPNの2択になるでしょう。
スプリットトンネリング
VPN接続して使うアプリ/閲覧するサイト、VPN接続なしで使うアプリ/閲覧するサイトの個別設定が可能です。
ワンタッチで切り替え・設定が可能なのも嬉しいですね♪
Hide me VPNの本拠地は”マレーシア”
Hide me VPNはマレーシアに拠点を置いています。
マレーシアは情報共有同盟の14アイズのメンバーではないため、プライバシー保護の観点では安心できますね。
加えて、マレーシアはデータ保持に関する法律がないため、Hide me VPNがログやデータを保持する必要がありません。
なお、今のところは問題ありませんが、マレーシアと中国の関係には注視する必要があります。
この先数年〜数十年の間に、両国間で個人情報のやりとりに関する法律が制定される可能性があるので、国際政治の動きには気を配っておいた方がいいかもしれません。
Hide me VPNのログポリシー
Hide me VPNのプライバシーポリシーページをみたところ、以下のような記述があります。
We do NOT keep logs of your VPN sessions, browsing behaviour, websites you visit or any activity related to your VPN connection. In addition we NEVER store VPN connection logs and timestamps that match your incoming and outgoing IP address or session duration.
和訳すると、
”Hide me VPNは、ユーザーがVPN接続情報、閲覧履歴やウェブ上での活動関するログは保持しません。くわえて、VPN接続記録、ユーザーのIPアドレスにマッチするタイムスタンプの情報も残しません。”という感じです。
要は、VPN接続時の情報はほぼほぼHide me.VPN側には残らないと考えていいでしょう。
ただ、プライバシーポリシーを読み込む限りでは、サービス運営を円滑に行う上での超必要最低限なログを記録している模様なので、
その点は少し念頭に置いておきましょう。
利用者の閲覧情報などログを記録しません/残しませんという約束事。”初めから記録ごと残さなければ、ログ情報が漏れることもないので安全ですよね”というわけです。
Hide me VPNの接続スピード
VPNにおいて最も重要なポイントの一つである接続スピード。
Ramune VPNのチームにて実際に使用し、調査した結果を報告いたしますので、参考になれば幸いです♪
平均接続スピード
調査期間: 2024/1/5 – 2024/1/19
サーバー①(アメリカ) | |
ダウンロードスピード | 17 Mbps |
アップロードスピード | 16 Mbps |
サーバー②(イギリス) | |
ダウンロードスピード | 16 Mbps |
アップロードスピード | 17 Mbps |
サーバー③(ドイツ) | |
ダウンロードスピード | 15 Mbps |
アップロードスピード | 18 Mbps |
現時点でのスピードはお世辞にも速いとは言えないレベル。
しかしながら、最新のWireGuardプロトコル採用がアナウンスされているので、今後の改善に期待がかかります。
やはりスピードに関して言えば、Nord VPNに勝るVPNは存在しないので、
快適にストリーミングやインターネットサーフィンを楽しみたい方はしっかり検討しましょう。
Hide me VPNで利用できる国とサーバー数
Hide.me VPNは1900以上のサーバーと75以上のロケーションが使用可能です。
世界中幅広いエリアがカバーされていますが、
他のVPNプロバイダーと比較するとアメリカ大陸のサーバーが少し弱い印象を受けます。
(”中国との関係が強いマレーシアが本拠地”ということも影響しているのでしょうか・・)
ただ、バーチャルサーバーを一切使用しておらず、
全ての国において、物理的なサーバーと登録されたIPアドレスが同じ国に位置しています。
サーバーが物理的には近隣国にあるにも関わらず、登録されたIPアドレスは接続に選んだ国と一致するサーバー。セキュリティ面では効果を発揮しますが、使用するサービスによっては国がうまく認識されないことも。例). アルゼンチンに接続する場合、ブラジルのサーバーを経由してアルゼンチンのIPアドレスに登録されるため、アルゼンチンからの通信であるように見せることができる。
●使用可能国一覧
アメリカ大陸
- ブラジル
- カナダ
- メキシコ
- アメリカ
アジア/ 太平洋/ その他
- オーストラリア
- カンボジア
- 香港
- インド
- インドネシア
- ベトナム
- 日本
- 韓国
- モロッコ
- フィリピン
- シンガポール
- 南アフリカ
- アラブ首長国連邦
ヨーロッパ
- オーストリア
- ベルギー
- ブルガリア
- チェコ
- デンマーク
- フィンランド
- フランス
- ドイツ
- ギリシャ
- ハンガリー
- アイスランド
- アイルランド
- イタリア
- リトアニア
- ルクセンブルク
- オランダ
- ノルウェー
- ポーランド
- ルーマニア
- セルビア
- スロバキア
- スウェーデン
- スイス
- トルコ
- ウクライナ
- イギリス
Hide me VPNの価格プラン
Hide me VPNのプラン価格は以下の通り。
Hide me VPN 価格プラン一覧
- 1ヶ月プラン: $12.95/月
- 6月プラン: $6.65/月
- 1年プラン: $3.00/月
VPN業界では比較的安価な部類に入り、 長期プランを契約すればするほど月額料金が安くなります。
また、クレジットカード登録不要の無料プランが用意されている点も大きな魅力。
しかしながら、制限されている機能が多いので日常使いには向いていません。
無料プランの制限
- 月10GBまでの容量制限
- 使えるサーバー・国数が限られている
- WireGuardプロトコルが使用不可
- 同時接続可能デバイスは一つだけ
プラン同士の比較
プレミアムプラン | 無料プラン | |
データトラフィック | 無制限 | 1ヶ月あたり10 GB |
利用可能国数/ サーバー数 | 75カ国 / 1900台のサーバー | 5カ国のみ |
同時接続可能デバイス数 | 10台 | 1台のみ |
ダイナミックポートフォワーディング | ○ | × |
固定IPアドレス | ○ | × |
ストリーミングでの使用 | ○ | × |
ノーログ | ○ | ○ |
広告なし | ○ | ○ |
Premium プランを入手 | 無料 プランを入手 |
なお、有料プランの場合でも30日間全額返金対応期間があるため、実質1ヶ月は無料で使えます。
決済方法
無料プランの制限
- クレジットカード (Visa, Mastercard, Amex, Diners Club)
- PayPal
- SEPA
- SOFORT
- 銀行送金
- 暗号通貨 (Bitcoin, Ethereum, Monero, Litecoin, etc...)
使用可能な決済方法はかなり豊富。
利用可能な暗号通貨が多いので、”決済情報さえも匿名にしたい”という方にはもってこいのVPNですね♪
Hide me VPNの対応デバイス
対応デバイス
- Windows
- macOS
- Android
- iPhone/ iPad
- Amazon Fire TV
Hide me VPNは主要デバイスに対応していますが、デバイスによって機能が多少異なります。
では、デバイスごとの違いを見ていきましょう。
デスクトップアプリ
Hide me VPNはWindows, Linux, Macで利用可能です。
Windows版アプリでは、更なるセキュリティレイヤーを追加できるファイアウォール機能が利用可能です。
Mac版アプリの機能はWindows版とほとんど同じですが、”Multihop” 機能がより高度な他、ストリーミング特化サーバーもより洗練されているという違いがあります。
ただ、どちらのアプリでもカスタマーサポートへの連絡は不可なので、ウェブサイト経由でのコンタクトが必要となります。
デスクトップアプリにて使用可能な”Stealth Guard”機能はVPNを接続したときにしか動作しないアプリ・ウェブサイトを設定でき、
常に匿名性を保ちたいアプリ・ウェブサイトには設定しておくことをオススメします。
モバイルアプリ
Hide me VPNはAndroid, iOS双方に対応したアプリが利用可能です。
どちらもデスクトップ版アプリと似た機能を兼ね備えていますが、使える機能は少なめとなっています。
ただ、ワンタップで希望国に接続でき、コネクション状況も可視化できるのでモバイル利用に特化したVPNと言えます。
Amazon Fire TV
Hide me VPNはAma Fire TV Stickでも利用可能。(Amazon Fire Tabletも可能)
大画面で海外のNetflixやYoutube、アマプラを見たい人にはもってこいですね♪
●Amazon Fire TVにオススメなVPN
Hide me VPNの対応ストリーミング
ストリーミングに特化したサーバーが用意されているおかげで、数々の主要ストリーミングに利用可能!
WireGuardプロトコルのおかげで4K/ HDストリーミングも可能ですが、使用サーバーによっては接続スピードが遅いため注意しましょう。
●NetflixにオススメのVPN
●各種ストリーミングにオススメなVPN
Hide me VPNはトレント対応
Hide me VPNはトレントの使用が可能。
適切な暗号化技術とNo-LogのVPNなので、安全かつ確実なトレントが可能です。
SOCKS5プロキシも利用可能なので、スプリットトンネリングを併用してトレントに使いましょう。
Hide me VPNのカスタマーサポート
Hide me VPNのカスタマーサポートは丁寧かつ的確。
公式HP上にもトラブルシューティングページが用意されており、内容も豊富。
ユーザー投稿型のフォーラムページもあるのですが、頻繁に利用されていない模様。。。
ライブチャットのサポートも利用可能ですが、主に請求関連のトピック向け対応のようです。
(いくつか機能面での相談も受け付けてくれます。)
複雑な不具合や込み入った案件に対しては、サポートチケットを投げて返答を待つ形になります。
他VPNサービスと比べると比較的早いスパンで回答が得れるため、トラブルが起きた際は利用してみましょう。
Hide me以外にオススメなVPN
Hide me VPNも非常に優れたVPNですが、費用対価格やストリーミングでの利用を考えた際はベストとは言えません。
Hide me VPNの代わりに選ぶVPNとしてオススメなものを厳選いたしましたので、参考にしてくださいね♪
1. NordVPN
世界No.1 VPNプロバイダーであるNord VPNは、ネトフリ・アマプラ・Huluはじめ、あらゆる主要ストリーミングサービスに対応。
50カ国以上に接続可能かつ、4Kストリーミングも容易に可能な接続スピードが利用できて月額400円台。
VPN選びに迷った際はまず試して欲しいVPNの一つです。
●Nord VPNのメリットをサクッと知りたい方
2. Surfshark VPN
NordVPNに次いで、トップクラスの性能を誇るSurfshark VPN。
月額200円台の安価な価格帯に加えて、超高速な接続スピード・60カ国以上の接続ロケーションなどかなり優秀なVPNです。
同時接続デバイス数が無制限というチート仕様も魅力ですね♪
●Surfshark VPNのメリットをサクッと知りたい方
3. Private Internet Access
24,500以上のサーバーが利用可能というなかなかクレイジーなVPN。
同時接続デバイス数も10と申し分なく、主要ストリーミングにも対応。
それでいて200円台の月額使用料と、コストパフォーマンスがかなり高いVPNの一つです。
さいごに
無料トライアルも利用可能なので、サクッと試したい方にはもってこいのVPN。
利用用途によっては物足りなさを感じる方もいるかもしれませんが、機能面やコスト面、サポート面を考えるとかなる優秀なVPNです。
他にも当サイトでは世界中のVPNレビュー/ 比較/ 検証記事を紹介しおりますので、
ぜひ参考にしてくださいね♪
✔︎ メリット
- 高度なセキュリティと信頼性
- 十分な接続ロケーション数
- 中国での使用可能
- トレントにも問題なく使用可能
- 最小限のログ
- 優秀な無料バージョン
× デメリット
- ルーター用アプリがない