本記事はこんな方におすすめ
- Private Internet Accessの評判を知りたい
- Netflixで利用可能かどうかを知りたい
- メリット・デメリットを知りたい
- 接続スピードを知りたい
- 料金がお得かどうか知りたい
今回はそんな方々のために、Private Internet Accessを徹底的にレビュー!
プロチームが監修!
当レビュー記事は、これまでに20社以上のVPNを利用・検証してきたRamune VPNの専門チーム監修のもと、責任を持って制作しております。
ご不明な点等ございましたら、お問い合わせフォームもしくは公式Twitter/ InstagramのDMにて、お気軽にお問い合わせくださいませ♪
メリット
- ✔︎ 膨大な数のサーバーが利用可能(24,500以上)
- ✔︎ 最大10台の同時デバイス接続
- ✔︎ No-logポリシー
- ✔︎ 欧米ストリーミングの利用
- ✔︎ 30日間返金保証
- ✔︎ 安価な価格帯
デメリット
- × 利用できるNetflixの国が限られている
- × 中国等での利用に向いていない
Private Internet Access(PIA)の基本情報
本拠地 | アメリカ合衆国 | |
ウェブサイト | privateinternetaccess.com | |
ロケーション数 | 70ヵ国以上 | |
サーバー数 | 24,500以上 | |
他国のNetflix視聴 | 可能 | |
トレント | 可能 | |
暗号化技術 | AES-256 bit | |
|
プロトコル | WireGuard, OpenVPN, IKEv2 |
カスタマーサポート | ライブチャット対応 | |
|
ログ | なし(裁判事例あり) |
価格 | 月額270円〜 | |
無料トライアル | なし (30日間返金保証あり) |
Private Internet Access(PIA)のセキュリティ
Private Internet Access(PIA)の暗号化技術/ トンネリングプロトコル
PIAの暗号化技術は軍用レベル(AES-128 と AES-256を採用)。
AES-256は、ハッカーでも解読に数十億年以上かかると言われているので、実質無敵です。
PIAのデフォルトプロトコルはOpenVPNですが、iOSアプリはモバイルフレンドリーなIKEv2を使用しており、デバイスや利用環境に即したプロトコルが利用可能です。
また、最先端のプロトコルであるWireGuardが利用できる数少ないVPNプロバイダーの一つでもあります。
トンネリングプロトコル
インターネット接続を”仮想トンネル”に通して接続することで、外部から情報を見えなくする
Private Internet Access(PIA)のキルスイッチ
PIAのキルスイッチはとても優秀。
予期せぬVPN接続の遮断にもしっかり反応し、IPアドレスや情報のリークを防いでくれます。
キルスイッチ
不意にVPN接続が切断された際、インターネット接続も自動で切断してくれる機能。意図しない情報の漏洩などを防ぐ
Private Internet Access(PIA)の本拠地は”アメリカ合衆国”
PIAはアメリカに本社を起き、Kape テクノロジーという会社に2019年に買収されています。
(同社は同年にCyberGhostVPNも買収)
このKapeテクノロジーという会社はイギリスにあるサイバーセキュリティ会社。
イギリスといえば、情報共有同盟 5アイズ加盟国でもあります。
PIAの本拠地があるアメリカも5アイズ加盟国なので、"各国と情報共有されているんじゃないか。。。"と心配になる方もいるかもしれません。
しかしながら、PIAが情報を外部と共有している可能性はかなり低いです。
下記に紹介するNo-Logポリシーを参考にしてみましょう。
Private Internet Access(PIA)はNo-Logポリシーを提唱
PIAはNo-Logポリシーを掲げています。
その本質を証明する出来事として、下記の裁判事例があげられます。
とある犯罪でPIAが使われ、その裁判時に際してPIA側には情報開示が求められました。
しかしながら、PIA側が開示した情報は役に立たないものばかり。
要は、記録を残していなかったので提出するものが無かったということです。
この事実からも、PIAのNo-Logポリシーが本当であることが伺えます。
利用者の閲覧情報などログを記録しません/残しませんという約束事。”初めから記録ごと残さなければ、ログ情報が漏れることもないので安全ですよね”というわけです。
Private Internet Access(PIA)のHandshake Naming機能
2019年の8月に導入されたHandshake Naming System (以下HNA)。
簡単に言うと、ドメインネームシステム(DNS)のブロックチェーン代替機能となります。
HNSはDNSを完全に中央集権化し、さらなるプライバシー保護圏を形成することで利用者の安全を守ってくれます。
DNS(ドメインネームシステム)・・・
ドメイン名を管理して、IPアドレスに変換するという役割を持つもの。
送受信メール、閲覧したサイト、ダウンロードファイル等、個人に関わる情報の多くがDNSサーバーを通してやり取りされている。
Private Internet Access(PIA)の国サーバー/ ロケーション数
ヨーロッパ(サーバー数: 3,500+)
- イギリス
- ドイツ
- オランダ
- スイス
- ルーマニア
- スウェーデン
- オーストリア
- チェコ
- スペイン
- イタリア
- フランス
- ベルギー
- デンマーク
- ノルウェー
- フィンランド
- アンドラ公国
- アルメニア
- キプロス
- ジョージア
- グリーンランド
- マン島
- リヒテンシュタイン
- モナコ
- モンテネグロ
- マルタ島
- アイルランド
- ポーランド
- ルクセンブルク
- アイスランド
- スロバキア
- トルコ
- ウクライナ
- ハンガリー
- ブルガリア
- ボスニア・ヘルツェゴビナ
- ギリシャ
- リトアニア
- ポルトガル
- アルバニア
- エストニア
- ラトビア
- モルドヴァ
- 北マケドニア
- セルビア
北アメリカ(サーバー数: 7,500+)
- カナダ
- アメリカ合衆国
- メキシコ
中央/南アメリカ(サーバー数: 150+)
- パナマ
- ベネズエラ
- バハマ
- アルジェリア
アジア(サーバー数: 600+)
- オーストラリア
- ニュージーランド
- シンガポール
- 日本
- 香港
- カンボジア
- フィリピン
- 台湾
- ベトナム
- 中国
アフリカ/中東/インド(サーバー数: 400+)
- アルジェリア
- カザフスタン
- スリランカ
- モロッコ
- カタール
- サウジアラビア
- インド
- 南アフリカ
- イスラエル
- アラブ首長国連邦
- エジプト
- ナイジェリア
PIAは70ヵ国以上のロケーションが利用可能です。
PIAは利用可能なサーバー数が桁違いに多く、
他社が多くても〜7,000程度なのに対し、なんと25,375以上ものサーバーが利用可能です。
しかも、ただ数が多いだけでなく、それぞれのパフォーマンスも安定しているので、繋ぐサーバーに困ることはないです。
特にヨーロッパのサーバーに強く、マン島やアンドラ公国などかなりマイナーな国まで利用可能です。
Private Internet Access(PIA)の接続スピード/ パフォーマンス
接続するサーバーやお使いのネット環境にもよりますが、PIAは比較的接続速度が速いVPNに分類されます。
では、参考までにスピードテストの結果を参照してみましょう。
Private Internet Access(PIA)平均接続スピード
調査期間: 2024/3/1 – 2024/3/15
サーバー①(アメリカ) | |
ダウンロードスピード | 99 Mbps |
アップロードスピード | 259 Mbps |
サーバー②(イギリス) | |
ダウンロードスピード | 67 Mbps |
アップロードスピード | 291 Mbps |
サーバー③(ドイツ) | |
ダウンロードスピード | 58 Mbps |
アップロードスピード | 130 Mbps |
上記の通り、アメリカのサーバーは比較的上りも下りも速めです。
PIAよりも速いVPNは多くありますが、費用対効果を考えるとかなり優秀な接続スピードであると言えます。
Private Internet Access(PIA)の価格/ 月額プラン料金
PIAの利用可能プラン
(+550円で専用IPアドレスを取得することも可能 ※カナダ、ドイツ、イギリス、アメリカから選択可能 )
30日間の返金保証もついている点も非常にに親切。
また、10デバイスまで同時接続が可能なので、1デバイスあたり最安¥27/月で利用できます。
2年プランが73%OFFとかなりお買い得で、しかも今なら無料で+2ヶ月付与されるのでチャンスです♪
Private Internet Access(PIA)は匿名決済(暗号通貨決済)対応
PIAは仮想通貨決済にも対応しています。
PIAで利用可能な暗号通貨
・Bitcoin
・Litecoin
・Ethereum
・Beam
・Zcash
Private Internet Access(PIA)のストリーミングでの利用
PIAはストリーミングにも問題なく利用可能です。
Private Internet Access(PIA)は Netflixに使える!
PIAはNetflixに問題なく使用可能。
(アメリカとオランダのみ確認。カナダやドイツのNetflixは視聴することができません。)
使用するサーバーによっては4K動画のストリーミングもでき、目安としては64 Mbps以上のサーバーを選ぶことをオススメします。
(アメリカやヨーロッパのサーバーは安定している)
"複数国のコンテンツを解放したい!"
という方にはNordVPNやSurfSharkVPNがオススメです。
●Netflix関連オススメ記事
Private Internet Access(PIA)の対応デバイス
PIAは主要デバイスに対応したアプリをリリースしています。
ルーター用のアプリは現在のところ無いようですが、PIAのウェブサイト上でセットアップ方法が紹介されています。
また、非公式ながらもAmazon Fire TV stickにも対応しており、こちらもPIAのウェブサイト上でガイドマニュアルが公開されています。
10台まで同時デバイス接続が可能な為、家族や友達とアカウントをシェアすることで、楽しみの倍増にも節約にも繋がりますね。
デスクトップ(対応: Windows, macOS, Linux)
Windows/Mac版はシンプルながらも機能が充実していて使いやすく、直感的に好きなサーバーに接続することが可能。
機能ごとにグループが分けされている設定画面も見やすく、日常使いのユーザーには申し分ない機能と操作感です。
モバイル(対応: Android, iOS)
Android版は、ポートフォワーディング、スイッチDNS、IPv6ブロックなど、デスクトップ版と同じ機能がほとんど使えます。
iOS版は接続できるプロトコル/暗号化技術が限られていたりと、最低限の機能に抑えられている点が少し残念なところ。
しかしながら、Wireguradプロトコルを選ぶことが可能な為、高速接続による安全なネット利用が可能です。
アプリもモバイルフレンドリーで使いやすく、レゴブロックのような可愛いキャラクターのアイコンもオススメ。
●ワンクリックで簡単接続!
●iOSアプリもかなりの高評価
ブラウザ拡張機能(対応: Chrome, Firefox)
Chrome, Firefoxでのブラウザ拡張機能も利用可能。
ただ、本機能はウェブトラフィックのみへの適応となる為注意が必要です。
Private Internet Access(PIA)の カスタマーサポート
PIAは下記のサポートに対応してます。
PIAの対応サポート一覧
・セルフガイドページ(インストール/ セットアップ方法)
・サポートチケット
・ライブチャット
注意しないといけない点は、時間帯がアメリカ時間基準であること。
また、24時間対応ではないので、質問への回答に少し時間がかかることもあります。
Private Internet Access(PIA)のに関する質問
Private Internet Access(PIA)は中国で利用できる?
PIAを中国で利用することは、あまりオススメできません。
PIAは安全性の高いVPNではありますが、中国の金盾(グレートファイアウォール)を突破するのには十分な力を持っていません。
(※結構な確率で接続に失敗します)
中国での利用にオススメなVPNとしては、以下のVPNがオススメです。
中国で使えるVPNのおすすめ
ただ、PIA自体では中国のサーバーが利用可能なので、中華圏のエンタメなどを見たい方には重宝すること間違いなし!
Private Internet Access(PIA)に接続できない場合はどうすればいい?
万が一接続ができない・不安定という場合は、下記の対応を試してみてください。
対処方法
・接続するサーバーを変更する
・DNSを手動で設定する
・接続するプロトコルを変更する
PIAのウェブサイト上にトラブルシューティングのページも用意されているので、参照することも可能です。(※英語)
(それでも解決しない場合は、カスタマーサポートに連絡しましょう!)
さいごに
PIAはVPNプロバイダーの中でも比較的安価。
セキュリティレベルも高いため、安心して利用できます。
膨大なサーバー数が利用可能で、なおかつコストもかからない。
コストパフォーマンスの良いVPNをお探しの方には最適のVPNです!
メリット
- ✔︎ 膨大な数のサーバーが利用可能(24,500以上)
- ✔︎ 最大10台の同時デバイス接続
- ✔︎ No-logポリシー
- ✔︎ アメリカのNetflixや欧米ストリーミングでの利用
- ✔︎ 30日間返金保証
- ✔︎ 安価な価格帯
デメリット
- × 利用できるNetflixの国が限られている
- × 中国等での利用に向いていない